Go Back to the Garden

「ひとりでもへいき」
そのひとみはほしのようにすみ
つぎつぎとあらわれてはきえてゆく
ふしぎをおうのにいそがしい

くらやみがきえて
ゆくあてのないもののけたちは
しかたなくひとのこころにすまう
いごこちはわるくないらしい

なかまといたって
きずあとはきえてくれなくて
あたらしいくうはくにひびくのは
ひかるのをやめたきぎのうた

ないたふりをして
いきをすいこんで はきだして
そうやっていきていくってきめたんだ

ひとつずつおぼえていったことは
ひとつずつわすれていけばいいさ

こころにうもれた
きせつのかがやきをもういちど
ほりおこしたくて ねむくなっただけ
もうすこしだけ そっとしておいて