Hot,Hot Planet

純白の天使の羽根は染まらない
やつらに心なんてないのさ

秘められた温室にため息は満ち
火の鳥のすみかになるという
あつあつのアスファルトのそばで
うなだれるひまわりの群れ
おかしなサイレンが鳴りやむまで
ぱちぱち遊ばせたことばたち
ぼくらは夏の虫のようにせわしなく
やがてひとすじの煙さえ見失う

言い訳をあとから綴る意味なんて無く
絵日記に雨とだけ書く