Sing Hallelujah

人ごみでつぶやく ハレルヤという歌
これからはなんにも 信じなくて済むから

うみねこが鳴いてる 哀れんでいるように
そこからならば なんだって
見渡せるのに わからない

木漏れ日の下にある うす暗い楽園
すこしだけ なんとなく
おんなじように溶け合える

立ちのぼる泡みたく
クラムボンはわらった
「なにがそんなにおかしいの?」
「ゆれる水面が七色だから」

古い古い万華鏡を
覗き続けているみたい
季節をいくつ重ねても
太陽はただひとつだけ